2010年11月12日金曜日

貧乏食堂・ちょっとイッてるお料理レシピ388号

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□        お金を使わず、頭を使う。     ■
■  『貧乏食堂・ちょっとイッてるお料理レシピ』  □
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発想を変えれば、愉快な食卓。安い素材で、美味しい料理。
ちょっと変わっているけど、ウマけりゃ良し。
貧乏だって、幸せだいっ!

発行人:楽しい生活プランナー
    田舎暮らしアドバイザー・遊酔

2010.11.12<VOL.388>

◆貧乏食堂のおすすめ

『胡麻ドレ天玉丼』


「旦那への不満アンケート」というデータの中に、
「家電に弱い」という項目がありました。

ドッキン、ドキドキ。
不整脈を起こした遊酔です。こんちゃ!

いやぁ〜、先週はお休みして、すみません。

本当に、不整脈だったんです。
わけもわからずドキドキして、何もできませんでした。

病院で心電図を取ったものの、
特に大きな異常は無く、原因不明。

さらに詳しく調べるために、
24時間装着の心電図測定器を身体につけ、帰宅。

面倒くせえは、痒いわで、大変さ。

で、その結果はまだわかりません。来週です。

薬もくれないので、市販薬を飲んだんですが、
どうにか治まっている状態です。

でも、早く動くことはできません。クソッ!

分身の術ができない。???

イライラ〜、イライラ〜。
じいちゃんのように、ゆっくり動くしかありません。
困ったもんだ。

で、気持ちを切り換えて。

ボーッとしている時に、
ふと思い出していた光景を書き綴ってみます。


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「ぼくのおばあちゃん」

おとうちゃんのおかあちゃん。
ぼくのおばあちゃんは、よねさんという名前です。

よねさんは、いつも突然現れます。

アパートの玄関をガラガラガラッと開けて、
「来たじょ!」と笑っています。

突然来ることはわかっているけど、いつもびっくりします。

来て、ごはんを食べて、ヒャッヒャッヒャッヒャッと笑って、
また突然「ほな、帰るじょ!」と言って、帰っていきます。

特に用事があるわけではなく、
息子であるぼくのおとうちゃんと、
その奥さんであるおかあちゃん、
そして、孫のぼくの顔を見に来るのです。

自分の家である長男の家、次男の家、
そして三男のぼくのおとうちゃんの家、
四男の家、長女の家をぐるぐるまわっています。

子どもたちの家をまわることが、好きなんだと思います。

でも、本当はいろんなところに行きたいんだろうと思います。

でも、あまりお金を持っていないので、
子どもたちの家をまわるんです。

旅するおばあちゃんです。

ぼくは、ちょっとかっこいいと思っています。

時々、ぼくとケンカもするけど、
ぼくのおばあちゃんだから、大好きです。

ヒャッヒャッヒャッヒャッと笑うのは、
にぎやかだけど、ちょっとうるさいです。


でも、おばあちゃんは、もう来なくなりました。

もっと遠くに旅をしたいと思ったようで、
突然出かけてしまいました。

出かける前は、すごくやせて、
ぷくぷくしたおばあちゃんではなくなっていました。

歩くことができなくなったので、空を飛ぶことにしたんです。

これなら、自由にどこにでも行けます。
お金が無くても、大丈夫です。

いまごろ、世界中を旅しているかもしれません。
楽しんでいるでしょうか。

もう何年も会ってないけど、きっといまも
ヒャッヒャッヒャッヒャッと、
大きな声で笑っているんだと思います。

おばあちゃん。
まだまだ先になるけど、今度はぼくが会いに行くからね。

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いかがだったでしょうか。
この話は事実です。

小学生の頃に戻ったつもりで、書いてみました。

おばあちゃんは、ごはんの最後は必ず、
お茶かけにして食べていたので、胃ガンになって、亡くなりました。

この「よね」さん。
実は、おやじが亡くなった時にわかったんですが、
本当は「ヨネカ」さんだったんです。

えええぇぇぇ〜〜〜〜〜、です。

可愛い名前だったんですね。

おやじにも聞いたこと無いのにぃ〜、と、
アムロで言ってみました。

ユニークな存在でした。

私もおじいちゃんになったら、
息子や娘の家を旅してまわろうかと思います。

娘おらんし、ひとり息子やから、まわられへんやん。

しゃーないなぁ〜、息子の家に入り浸って、
嫁いびりでもするか。アハーッ!

本日の料理=胡麻ドレ天玉丼


材 料:平天(関東ではさつま揚げ・鹿児島ではつけ揚げ)・キャベツ・
    玉子・ごはん・めんつゆ・胡麻ドレッシング
    分量はすべて適当です。お気楽に。

作り方:
1.千切りキャベツと適当に切った平天、玉子を混ぜ、
  若干ふわとろオムレツを作ります。
2.丼にごはんを盛り、めんつゆをかけ、その上にオムレツを乗せ、
  さらに上から、胡麻ドレッシングをかけ、完成です。

 
めんつゆの染みたごはんと胡麻ドレッシングが合うんですよ。
オムレツいらんぐらいです。えええぇぇぇ〜〜〜!

お金の無い時は、そうしましょう。

お金のある時は、ごぼう天も足しちゃえ!
リッチだぁ〜!

◆貧乏食堂の小ワザ

「お好み唐揚げ」


これは、屋台で売れるメニューになるんではないでしょうか。

旨い! カロリーは……高い!

唐揚げに、お好み焼きソースとマヨネーズ、
青のり、かつお粉をかけるんです。

これだけ。

これを幼い頃から食べる習慣を持てば、
必ずメタビーになります。

まさに、「ショック育」。なんてな!

で〜も、美味しいんだぁ〜!

たまになら、まっ、いいかぁ〜!

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  貧乏格言「生きてやる!」

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貧乏を応援するために、
単なる思いつきで適当に考えた格言をご紹介します。


で、今週の格言。

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『昔買った杵臼』

餅つき器が普及して、餅つきをしなくなった家が多い。
古い道具は、どんどん忘れ去られる。
世の中は便利になるが、もし電気が無くなったら、
現代人は生きていけるのか。
どれほど困難があろうとも、
生き抜く術を身につけておかなければいけない。
古い道具も使いこなせるようにしておくべし。

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